Comments

美しい映像と共に、「SLEEP」を
ちょっと体験できた気持ちになり、
不思議で穏やかな夢
を見ているようだった。
とても贅沢な音楽会、そして睡眠のかたち。
会場で「SLEEP」と共に眠ると、
私はどんな感情と一緒に目覚めるのだろう。
自分のベッド持参で参加してみたい!
コトリンゴさん
(音楽家)
僕が2017年の「スリープ」
アムステルダム公演で体験した
低周波の重低音が見事に再現
されていました。
マックス・リヒターが
望んだ通りのサウンドが
映画館で聴けて感無量です。
前島秀国さん
(サウンド&ヴィジュアル・ライター/
マックス・リヒター・プロジェクト企画監修)
権威や政治に負けず
自分の信念を貫き通す姿を通じて、
作り手として何を大事にすべきか、
そして人生において何に重きを置くかを
強く問いかけてくる。
表現活動に関わる全ての人
に観てもらいたい。
真鍋大度さん
(アーティスト、インタラクションデザイナー、
プログラマ、DJ)
内省的になって、
どんどん感覚が研ぎ澄まされていく。
他の音楽ドキュメンタリーでは
決してできないような体験
だった。
映画が終わった後は、
まるでぐっすり寝たかのように、
心から余計なものが取り払われて、
本当に清々しかった。
ありがとう、マックス・リヒター。
山崎まどかさん(コラムニスト)
「睡眠を共有する」
そんな夢のような話が、
ここには本当にありました。

そしてそれは、芸術家として共に生き抜く
パートナーの記録だったのです。
前田エマさん(モデル)
音を研ぎ澄ませていった先の
必然としての、
聴取環境そのものを
創出するという試み。
それが堅苦しいものではなく
どこか微笑ましい
ところに、
マックス・リヒターという
音楽家の本質がある。
宇野維正さん
(映画・音楽ジャーナリスト)
140億の大脳の神経細胞が同期して
ハーモニーを奏でる、
それが深い心地よい睡眠だ。
私は、マックス・リヒターの
音楽と映像が自分の神経細胞と
同期することを体験
した。
目覚めも爽快だ。
ぜひこの体験を分かち合いたい。
西野精治さん
(睡眠研究者、著書「スタンフォード式最高の睡眠」)
まどろみの中に心は何を感じ、
身体は何を想うか。
この音の粒の前に全ては露わになる。
音は、我々の身体に委ねられ、
肉体を通じて
心の奥底へと染み込んでいく。
マックスの音楽を聴きながら、
自分自身の人生を聴いているのだ。

誘われる世界は、
こんなにも儚く優しさに溢れている。
私たちは皆、固有の一人であり、
私たちは皆、固有に美しい。
山崎晴太郎さん
(アートディレクター)
こんなに心地の良い「超低音」
を体験したのは初めての経験。

映画はもちろんのこと、
あの「SLEEP」の音楽を
映画館で堪能できること
本当に贅沢な体験!
水野蒼生さん
(指揮者/クラシカルDJ)
ぼくも震災の年、ボルダリングジムで
眠りにまつわるコンサートを
やったことがあって、
マックス・リヒターの
「SLEEP」の試みのこと
は気にしておりました。
アルバムを拝聴させていただき、
本当に素晴らしかった。
今回の映画体験でも、充分に、
その音楽的意図は伝わってきました。
刺激になりました。
鈴木惣一朗さん
(音楽家)
この映画を観た後は、眠ること、
そして、音楽に耳を傾けることが、
いかに豊かな体験なのかを
実感できる
はず。
そして、「スリープ」を疑似体験するには、
暗闇の中、見知らぬ人々と
同じ時間を共有する映画館ほど、
うってつけの場所はないだろう。
村尾泰郎さん
(音楽/映画ライター)
はじめは先鋭的なコンサートの
ドキュメンタリーとして見ていましたが、
すぐになにかが違うと気づきました。
この映像、そして『Sleep』自体が、
「夫婦ふたりの人生の作品」なのだと。
そう見え始めた瞬間、
深く心を打たれました。
リヒターが作る曲が優しいのは、
それゆえなのだと。
複雑な現代に必要な癒しだと思います。
寒川裕人さん
(現代美術家)
音のすごさに驚かされました。
感動しました!!

様々な低周波をコントロールして
エネルギー感を操っているようです。
時間軸共に低周波のうねる場所が異なり、
心地が良い低周波の海にいるようでした。
ピアノの音色も素晴らしかったです。
ピアノがピアノに、
バイオリンがバイオリンに聴こえてました。
佐藤博康さん
(㈱イースタンサウンドファクトリー 代表取締役/
odessa音響システムスピーカー設計)
*順不同
マックス・リヒター
マックス・リヒター